アクリュ企画展「寫眞と日々と」より寫眞作家のこと

ただいま開催中の「寫眞と日々と」
暮らしのそばに写真の在る暮らしの魅力がつまった寫眞作品+寫眞道具の展示です。
今日は寫眞作家の展示作品をご紹介。

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2017年にギャルリ・キソウで個展を予定している村松桂さん
今回の寫眞はファウンドフォトによるフォトコラージュ作品で
「偏在化する記憶」をテーマに製作されています。
誰か知らない、どこかわからない風景の重なりが結ぶ像。
一枚の寫眞から幾その物語がひろがっていくような奥行きのある寫眞たちです。

うっすらブルー調色されたプリントに合わせてアクリュでは「アオニビ」という
ブルーグレーのウッドフレームをあらたにお作りしました。

書物も創作物としての魅力がたっぷりつまった寫眞本で
村松さんがこれまでに手がけられたものをご用意しています。

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写真集「echo」を出版されたばかりの菊地和歌子さんの寫眞はどこまでもひろがる雪の風景。
といってもランドスケープとはまた違った菊地さんの心象がひろがるような美しい白の世界。
白に覆い隠された風景をじっと眺めていると頭の中で溶けだした記憶の風景が浮かんでくるよう。
そのときどき、そこにある光や時間で何度でも違う風景を運んでくれる寫眞たちです。

写真集「echo」もお買い求めいただけます。
2017年2月にこの「echo」の出版を記念した写真展をギャルリ・キソウで開催予定です。

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ギャルリ・キソウでの個展「ghost sits in the memory」も好評でした松元康明さん
深い深い黒が印象的な寫眞たち。
役目を終えたはずの古いモノたちが松元さんの寫眞の中でまったく新しい命を宿す。
細部までつくりこまれたひとつひとつを見ているとピンっと張った緊張感がただよっているのに
ひとつの寫眞として見るとちょっとユーモラスだったり、
ジワジワあたたかい気持ちになったり、想像力を刺激する寫眞たちです。

寫眞展「ghost sits in the memory」を見逃した方には展示の図録も販売していますので
ぜひご覧くださいませ。

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今回ギャラリーではなくショップでの展示ですが、
素晴らしい寫眞作品を片意地張らずご覧いただけたら…と企画しました。
ウェブではその質感は伝わりませんが、
展示を観る目的でのご来店も大歓迎ですのでぜひご覧くださいませ。
「寫眞と日々と」は12月29日までの開催です。

アクリュ シノハラトモユキ