「白い種」より 器irodori さん

器irodoriさんとの出会いはある丘での陶芸教室。
その中でひときわ存在を放っていた彼女の器と
つくることに誰よりも集中していた姿が
とても美しくて、あの丘での思い出のひとつとして心に残っています。

いつか彼女の器をお招きしたいなと思いながら月日は流れ、
卉奏ができたころ、器irodoriさんがちょうど他で開催しておられた
作品展に行きました。

作家として歩みはじめた彼女と、
新たなお店をオープンした卉奏が重なった、はじまりの4月。
まっさらな白をテーマに
器irodoriさんの器が並んでいます。

コロンとしたたまごのカタチの花器は
おもわず手の中で温めてしまいたくなるフォルムです。
お庭で摘んだ小さなお花をそっと挿すだけでも
空間がやさしさに満ちて穏やかな気持ちに。

色々な形の器は、何を盛ろうかと想像が膨らみます。
白くぬくもりのある器に、
盛りたいから料理をしようかと思い立ったり。
深みのある器にはこれからの季節、ビシソワーズなんておいしそうです。

なんにでもなれる白。
惹きたてることも主役になることも。
そしていろんなシロの色があること。
普段そんなこと考えて暮らしてはいないけれど、
白に向き合ってみたとき、あらためてやっぱり愛しい色だと感じます。

「白い種」も後半ですが
まだまだ素敵な器がございますので
ぜひお気に入りのシロを見つけにいらしてくださいね。

ショップスタッフ ほし