今週より卉奏「光の在り処」を解放いたします。
2018年6月7日
明日から3日間は卉奏openday。
植物を愛する方々による一角「朽ちる日の実りへ」は10日(日)までとなりました。
また、卉奏の森にある蔵「光の在り処」も明日より開放いたします。
こちらの空間では篠原智之による音のうつわ「涙屑の奏で」を展示しております。
南米で古くから雨乞いの儀式に使われていたというレインスティックから着想を得て従来はサボテンなどでつくられていた楽器をすべて真鍮で創ってみました。
管の中にたくさんの突起があって傾けることで無数の金属片がそこに当たり音を奏でます。
流した涙が結晶になるとき、聴こえないけどきっと小さな音を奏でているのではないか。
これまで流した涙の結晶を集めたらどんな音の調べがあるのだろう?
そんな思いつきからこの「涙屑の奏で」は産まれました。
簡単に奏でることができますので感覚のままお愉しみください。
↓こちらは演奏している動画です。
涙を奏でる風景
創作家 篠原智之