写真月間のお話「想い出の残し方」

6月1日の写真の日より始まりました、スタッフそれぞれの写真にまつわるお話。
2回目の今週はたかたにが担当です。

今年の3月に、南船場の旧アクリュショップで個人的な音楽のイベントを開催いたしました。
アクリュも卉奏も関係のない全く個人的なイベントで、私が10年来応援しているミュージシャンの方に生音コンサートをやっていただきました。
旧アクリュショップに来ていただいたことがある方はイメージしていただきやすいかと思いますが、装飾などなにもしなくてもほんとうに素敵な空間となりました。

初めて自分で企画したイベントだったので、何か記念になるものを作ろうと思い立ちました。
そこでお手製のチケットを革のケースにいれてお渡しすることに決めました。
革のチケットケースはアクリュプロダクトのチェキフレームの簡易版です。
私はとても不器用なので今までアトリエのミシンも使ったことがなかったのに、よくまあそんなことやろうと思いついたものです。
30個ほど作らないといけなかったし、パーツそれぞれ革の厚みが違うので革の用意も時間がかかるし、ちいさいものゆえミシンもガイドが使えず本当に苦戦しました。。。
結果イベントの準備のほとんどをチケットケースの製作に費やしました。。。
出来上がりは縫い目は雑で「すいません貰ってやってください」レベルのものでしたが、それでもみなさん喜んでくれてうれしかったです。

チケットケース=チェキフレーム(簡易版)なので、その日の思い出をチェキにプリントして持ち帰ってもらえたらいいなと思い、職場にあった スマホでチェキ(instax) を借りて持って行きました。
イベント当日に「チケットケースがチェキの写真が入るサイズなので、スマホの写真をチェキにプリントできる機械がありますので有料にはなりますがよかったらプリントしたい方は声をかけてくださいね~。」とお知らせしたのですが、スマホでチェキのことあまり知ってる方がいなかったようでお客さんのほとんどの方が「?」「?」「?」となったようでした。。。。
終演後、来てくれていたお友達の連れの方が「スマホでチェキしたい!」と言ってくれたのでプリントしていたら、残っていた人たちもその様子を見てやっと理解してくれたようで何枚かプリントしました。
スマホでチェキはほんの一部の人にしか体験してもらえなかったので作戦失敗感はありますが、チェキプリントされなかった方も、お手持ちの写真をチェキサイズにカットして飾ってくれたり持ち歩いてくれたりしていたらいいなと思いつつ。。。

初めてのイベント開催とミシンワーク含む制作も大変だったけど楽しかったです。
何事も好きなことの為ならがんばれるものですね。。。

ただ今店頭ではスマホの写真を1枚216円でチェキにプリントしていただけます。
お気に入りの写真を選んできていただければその場でプリントできますのでお気軽にお声がけくださいね。

たかたに