11/5(土)「卉の詩(キノウタ)」音楽会参加者募集

卉の詩

名前を忘れられた小さな森が在る。
誰もが行き来していたなつかしいあの場所に
今もなおその森は在る。

風にまぎれて運ばれる何かの詩の断片。
それは祈りのようで、星屑のようで、
手のひらでかき集めてはみるものの
耳元の手前、ひらひらと落ちていく。

草木のすきま。
記憶のどこか。
見え隠れする音符を追って森の深部へ。

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10月22日よりギャラリーでは、ギャルリ・キソウ企画展「卉の詩(キノウタ)」を開催いたします。

作家それぞれの深いところにある秘密の森。
そこでみつけた森のかけらをテーマに、キソウに特別な森をつくります。

その森の、とある一日。

陽が暮れるころに、
repairさん、詩歌さんによる
小さな音楽会を開きます。

訪れた方もまた森の一部になるような特別な時間。
小さな灯りの中で響く森の音色に
身を委ねにきてくださいね。

●奏でる人

repair

「こわれたら はじまり」をテーマに生まれた名前は「repair」
日下明さんと谷口有佳さんによる、絵と音と、言葉のユニットです。
ピアノとトロンボーン、そこに絵と言葉が同列に重なる。
おふたりの奏でる物語はまるでその中に自分がいるような感覚に。
宇宙も映画館も迷い込む森も、なにか繋がっているのだと感じます。

可愛さと儚さ。ちょっと怖かったり、だけど温かくて懐かしい、
心にじんわりと灯る、そんなこころを連れてきてくれます。

※卉の詩のイメージは日下さんが描いてくださいました。
記憶の中にあるとある森の風景。
訪れる皆様の森とも重なりますように。

詩歌

Processed with VSCOcam with a5 preset

鉱石をくだいて創るアクセサリーなど、身に纏うものの創作で出展されるshiicaさんですが
音楽会では詩歌さんとして歌とウクレレレを奏でてくださいます。

実ははじめての打ち合わせでアクセサリーよりも先に
詩歌さんの歌のはいったデモテープをイヤホンで聴かせていただきました。
たくさんの方がいらっしゃるレストランでしたが目を瞑って聴いていると
ある森の風景がひろがり一人別の世界の住人になってしまったようでした。
せつなく、優しく、ときおり消えてしまいそうだけどはっきりと意思を持った涙粒のような声。
キソウの森と詩歌さんの森が共鳴することで自然と音楽会のことが決まりました。
まるで森の中で小鳥がさえずるようにごく自然に。
CD製作を前に詩歌としてはじめての演奏会となります。

詩歌さんの歌うことへの想いについてもぜひご覧くださいませ。

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卉の詩の音楽会「名前を思い出した森の日」

◇ 開催日時
11/5(土) 18時半開場 / 19時開演

◇ 費用
2500円(当日受付にてお支払いをお願い致します)

◇ 場所
ギャルリ・キソウ

◇ 定員 25名

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※こちらは受付を終了いたしました。ありがとうございました。

⚫︎お申し込み方法
予約制となりますので、参加ご希望の方はこちら
「名前を思い出した森の日」というタイトルで、下記の内容をお知らせください。

1 お名前
2 お電話番号
3 参加人数
3 メールアドレス(携帯電話アドレス以外)

※携帯アドレスの場合エラーになりメールが届かないことが多く発生しています。
2,3日経ってもこちらからの返信メールが届かない場合はご連絡くださいませ。
(10月3日は定休日を頂戴しておりますので、お返事は火曜日以降となります。ご了承下さいませ)

⚫︎お申し込みについてのお願い

・少人数限定となりますので、基本的に御予約のキャンセルは御遠慮頂いております。
キャンセル待ちをされるお客さま、作家さまの為にも、急な御都合での人数のご変更、または御予約をキャンセルされる場合は、開催日の5日前までに御連絡を頂けますようにお願い致します。
・御連絡のない場合は、チケット代金をご請求させて頂きます。何卒、御理解下さいませ。
お子様連れの御予約は、お子様の年齢に限らず、お子様お一人に対しましてお一人分の御予約が必要です。

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音楽会開催に伴ない、当日のギャラリーの営業は16時までとなります。
当日展示をご覧になられるご予定の方は早めにお越しくださいませ。
音楽会の時間まで、待ちいただくことになりますが予めご了承ください。

また、この日は草花のアトリエk.fleursさんの植物の販売会も予定しておりますので
こちらも併せてお楽しみいただければと思います。