日々の風景

光の在り処~「涙屑の奏で」

2018.6.15 〜 2018.6.30

卉奏では、ある時々に作家と感覚を重ねて創る空間、
「うつろう群生」という一角があります。
瞬くような感覚を閉じ込めた” いま “をセレクトした作品たちをご案内しています。

6月は少しお休みをして、常設でのご案内となります。
前回の展示から引き続きご覧いただける作家ものもございます。

また、先日より卉奏の蔵「光の在り処」を開放しておりますので
ぜひお愉しみくださいませ。

こちらの空間では篠原智之による音のうつわ「涙屑の奏で」を展示しております。

南米で古くから雨乞いの儀式に使われていたというレインスティックから着想を得て、従来はサボテンなどでつくられていた楽器をすべて真鍮で創ったもの。
管の中にたくさんの突起があって傾けることで無数の金属片がそこに当たり音を奏でます。

流した涙が結晶になるとき、聴こえないけどきっと小さな音を奏でているのではないか。
これまで流した涙の結晶を集めたらどんな音の調べがあるのだろう?
そんな思いつきからこの「涙屑の奏で」は産まれました。

簡単に奏でることができますので感覚のままお愉しみください。

また、雨の月に合わせてmignonさんにブレンドしていただいたハーブティーも届いております。
「雨音を聴く」と名前をつけたハーブティは紅茶ベースにラベンダーをブレンド、
白桃やベルガモットで香りづけされています。

しっとりとした6月。
雨が連れてくるもの。
雨と「涙屑の奏で」のあわさる音を聴きながら、
ゆっくりとした時間を過ごしていただければと思います。