ギャルリ・キソウ企画展

西山勲 写真展「mindscapes」

2016.5.3 〜 2016.5.22

eye

世界と私。
バラバラに切り離されたその情景の中に
切り離すことのできない感情の痕跡を見る。

世界のアーティストを訪ねるインディペンデントマガジン Studio Journal knockの編集者であり、
写真家の西山勲による写真展を開催致します。

今展示では、Studio Journal knockの誌面に掲載される写真とは異なるセレクトで展開。
およそ2年におよぶ取材旅の道程で撮影した膨大な数のネガ。
その反転した記憶の世界から掘り起こした叙情的な風景を
美しい手焼プリントで展示いたします。

美しい景色を目にし、 忘れられない出会いや別れを繰り返したとしても
背中には背負った重い荷物とは別物のどっしりとした侘しさがいつも覆っている。
旅が長引くにつれ、心の奥にどこか
世界から切り離されたような不安な感覚が棲みつくようになってしまった。

だけど、そんな慢性的な気の落ち込みの中で異国を歩くということは、
あらゆる可能性に期待し浮かれた気分でいた旅の初期より、
表現者としてずいぶんマシな状態だと思える。

ザグレブ郊外の薄暗いアパートとモスクワの雑居ビルの隙間で一服する証券マン。
チャオプラヤ川支流に佇む青年とボスニア市街地を走る路面電車。
なぜシャッターを押したのかすら思い出せない、一見無意味に思える場所や、
わずかな時間のズレで、出会うことのなかったはずの人々。

こうした特定の文脈から切り離され、
浮遊するイメージの中にこそ行くべきであった場所、
見るべきであった風景が写っている。(西山勲ステートメントより)

〇 開催日
2016.05.03(tue) – 05.22(sun)
open : 12:00 – 20:00(最終日は18:00まで)
水曜休廊
※ 5/2(月)は休廊、5/4(水)は祝日のため営業となります

〇 開催場所
GALERIE KISOU

〒542-0081
大阪市中央区南船場3-7-15
北心斎橋サニービル西側B1
tel : 06-6282-5533

※ 5/7(土)にギャラリートークを予定しております。
参加者募集等詳細につきましては、こちらをご覧くださいませ。

※こちらは終了致しました。

〇 作家
西山勲

西山 勲

1977 年生まれ。
福岡市を拠点に活動する編集者・写真家・グラフィックデザイナー。
2013 年に世界のアーティストの日常をドキュメントするビジュアル誌『Studio Journal knock』を創刊。
旅をしながら取材し、編集・制作発行まで旅先で行い、これまでタイ・カリフォルニア・ポートランド・中南米・ヨーロッパと 5 タイトルを発行。
主な仕事として雑誌「TRANSIT」「LUKETH」書籍「月極本」(YADOKARI 出版)など、撮影・編集・デザインまで手がける。