初見月の余室~空に帰して
2019年1月19日
朔を浮かべた 初月
立ち上る灰白の模様に
浄化する気配
空にみた鎮まる心に
まっさらな無から
再びの日が重なろうと
月の膨らみにも似た
あたらしい行方をはじめる
————————–
企画展のない常設での卉奏に、「余室」という名前をつけました。
“余”には 余分なものを越えて残る、自分という意味などがあります。
余白を持ち帰り、それぞれの暮らしに繋いでもらいたいという想いをこめて。
そして1月は新しい年がはじまる月。
ここからまた始められる清々しさは
窓を開けて新しい空気を入れ替える時間のようで、
それは 心に還るような、
空に帰して(クウニキシテ)
と。
もう残り僅かとなりましたが
そんな1月の設えでお待ちしています。
「朔浮かべ」篠原智之
コラボシリーズ
陶器:南江里子 × 金属の蓋と匙:篠原智之
《卉奏 オンラインストア》
糸編みアクセサリー cotoyo matsue
オンラインストアでご案内の作品は残り僅かとなっておりますので
どうぞお早めにご検討下さいませ。
店頭ではこの他にも様々な作家作品をゆっくりとご覧いただけます。
1月の営業日についてはこちらのブログ「1月のオープン日」をご覧くださいませ。
平日はご予約制にてご来店いただけるお日にちもご用意しておりますので
お時間がございましたらぜひお立ち寄りくださいね。
みなさまのお越しをお待ちしております。
ほし