アジェンダカバー「ビロウドの森」のこと

毎年ご好評をいただいている「ビロウドの森」は
創作家 篠原智之が旅をした、屋久島の風景から産まれました。
2000年もの間この森を見守ってきたという大きな杉の木に会いに、
雨と霧の境目もわからない森を進みながら出会った、深いビロウドの景色。
プロダクトにこめられた「森の色」は苔や葉、その緑だけにとどまらず、木々や土、生き物の色まで含んでいます。

アジェンダカバー「ビロウドの森」はポケット、バイブル、micro5の3サイズのご案内です。こちらではポケット・バイブルサイズをご紹介いたします。

ビロウドの革について

屋久島の森をイメージした緑の革は、フルベジタブルタンニンなめしの牛革を使用しています。使い込む程に色味は深く、質感も柔らかく馴染んできます。 表面にはシボと言われる凹凸があるのが特徴です。
※シボの入り方や、お色味には個体差がございます。上記の画像のように、シボが少ないものや、多く入ったもの、など様々です。恐れ入りますが革の表情はお選びいただけませんのでご了承下さいませ。

動物が生きてきた証、革そのもの傷やムラ感なども含めて、ひとつしかない表情として、わたしたちは大切に使わせて頂いております。いただいた命の欠片であり無駄な部位はなく、その生きた軌跡をお愉しみいただけましたら幸いです。

仕様について

今年の「ビロウドの森」の金具はシルバーで統一。
手帳を束ねるベルト部分には鉄染めの革を使用しています。鉄染めはタンニン鞣しを施した馬革を鉄で染めて創っています。染料は一切使わず、タンニンと鉄の化学反応によって革が染まってゆき、鉄染め独特の茶色が産まれます。かすかな濃淡のムラがあり、味わい深い表情の革です。

ベルトの後ろとスナップボタンにはAcanth&Ecruの刻印が入ります。
Acanthはトゲ。Ecruは生成り。Acruという名前の由来となる言葉です。

内側はチョコ。ポケットとバイブルサイズには金具のあたりが出ないように、あたり防止カバーが付いています。
栞は付属していませんが、お好みでお付けする事もできます。(+1100円税込)
※こちらは備考欄に「栞あり希望」とお書き添え下さいませ。こちらで金額を修正し、あらためてご連絡させていただきます。

紙のインデックスシートは標準で付属しています。
厚みのあるしっかりとした紙を使用しているので、下敷き替わりとしてもお使いいただけます。

背表紙のリベットには、真ん中にAcruの頭文字Aが入った真鍮金具を使用しています。上段にはご希望の文字を刻印することができます。

書きやすさを重視し、開いた時にフラットになるように仕立てています。

オプションについて

オプションは下敷きページ、ペンホルダーページ、カードポケットページ、ファスナーページをお選びいただけます。
自分だけの使い勝手のよい手帳にカスタマイズしてお使いくださいね。

サイズについて

「ビロウドの森 」の手帳カバーは3サイズよりご案内致します。

・ポケットサイズ  6/ 5(金) 20:00~販売開始
・バイブルサイズ  6/8(月) 20:00~販売開始
・micro5 フラップタイプ 6/13(土) 20:00~販売開始

を予定しています。
なお、こちらは革のご用意に限りがございます。
限定製品につきましては出来るだけたくさんの方にお届けができますように、
恐れ入りますがお一人様各サイズ1点までのご購入をお願いしております。
受注予定数に達しましたら終了となりますので予めご了承下さいませ。
また、恐れ入りますがご注文後のキャンセルにつきましては、お控えくださいますようお願いいたします。
納期は5週間頂戴いたします。