西野詩織 × 篠原智之 ”omo-yai”より「oumasan-oyamasan」

西野詩織 × 篠原智之 “omo-yai”
第三弾は山を駆ける馬の風景「oumasan-oyamasan」

霧に包まれた山の頂き。
一頭の馬が駆け回る。
そこにあるという宝物を探して。
馬がみつけた宝物とは。

“かすみをわかつ”
馬具をイメージした真鍮パーツはミニサイズの蚊取り線香ホルダーになります。
アロマタイプの線香で”香りをわかつ”ことも。

“森をわかつ”
線香を使用しないときはドライフラワーなどを飾る花器としても。
卉奏の草花の風景をひとつおわけしてお届けします。

太古から旅を続け様々な風景を見てきたような優しい表情のおうまに
同じくともに旅を重ねてきた馬具と険しい表情のおやまを重ねました。

おうまには様々なガラスや天然石、おやまには七宝焼の欠けらなど
たくさん宝物が散りばめられています。
おうまがみつけた宝とはなんだったのでしょう。
あえて写真には全部を写していませんのでご自身で宝探しのようにおたのしみください。
(おやまの底面には自然が創った宝の地図も)

陶の馬:西野詩織

真鍮の馬具、流木の山:篠原智之

“ おもやい “とは九州の方言で「ひとつのものを分かち合う」という意味があります。
またアイルランド語のomo(私から)、スワヒリ語のyai(卵)を合わせて
「私からあなたへこの卵を分けっこ。暮らしの中であたため孵してください。」という意味も込められています。
特別な時間を分けっこすることで風景が産まれる創作物です。