西野詩織 × 篠原智之 ”omo-yai”より「少年の目と二日の月」

西野詩織 × 篠原智之 “omo-yai”
第5弾は「少年の目と二日の月」

二日の月の下、少年の目には何が映る?
西野さんの球体の植木鉢「少年の目」を
篠原の木と真鍮の自在鉤「二日の月」で浮かべました。

まるで無垢な少年のまなざしのようで、
その目が見てきたすべてのようで。
色とりどりの風景が陶で刻まれています。
やがてまるくつながるひとつひとつの風景を
ぐるっとご覧いただきたいです。

球体なのに置いてもしっかり自立します。
土入れできるよう底には水抜けの穴があいています。
自由な遊び心で日常に植物を。

新月と三日月の間。
ぼんやりと目を凝らしてもなかなか見えない月。
そんな日に少年は何を見るのでしょうか。

月を少し傾けることで長さの調整ができる木と真鍮の自在鉤です。

誰かと小さな森を分かち合う。
草花と幼い日の夢や記憶もまるごと一緒に浮かべて。

少年の目(陶):西野詩織
二日の月(木と真鍮);篠原智之