日々の風景
春章の余室(シュンショウのヨシツ)
2019.3.2 〜
2019.3.24
終わりゆく冬の面影と
春の兆しが入り交じる
柔らかな光と
時折訪ねてくる温かな風に
うっかり
置いていかれそうになりながら
名前のない季節のような
それでもちゃんと春に向かい
どこか淡い期待をしてしまう
三月の色を。
————————–
企画展のない常設での卉奏に、「余室」という名前をつけました。
“余”には 余分なものを越えて残る、自分という意味などがあります。
余白を持ち帰り、それぞれの暮らしに繋いでもらいたいという想いをこめて。
春章=3月の異名
日々移ろいゆく卉奏の森からみえる景色。
ミモザはまだあともう少し。
3月の卉奏にぜひ足をお運びくださいませ。