日々の風景

青水無月の余室(アオミナヅキノヨシツ)

2019.6.1 〜 2019.6.30

青葉と雨の月に
想い馳せるのは
透明に染まる青の色
降り注ぐ水雫たちの
音に耳を澄まして
揺らぐ灰の空に潜む
光が見える

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企画展のない常設での卉奏「余室」。
“余”には 余分なものを越えて残る、自分という意味などがあります。
余白を持ち帰り、それぞれの暮らしに繋いでもらいたいという想いをこめて。

青水無月=6月の異名

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6月より
陶作家 西野詩織さんと
創作家 篠原智之が ふたりで創る作品「omoyai」が始まります。

おもやい とは九州の方言で
「ひとつのものを分かち合う」
という意味があります

“ ひとつのものを分けっこして
誰かと同じ時間を過ごす ”

をテーマに、毎月ひとつ、12ヶ月に渡り
合作作品を展示販売致します

※お渡しは12の月を重ねたあとになります

第一弾は「 ifu-tafu 」

イフタフとはアラビア語の
「イフタフ シムシム(開け、ゴマ)」
と古い日本の言葉
「いふ(話す)、たふ(返事)」
のふたつの意味を重ねた言葉

ふたつでひとつ、ひとつでふたつ
omoyaiの食卓のはじまりに

ぜひご覧くださいませ。

また、6月より営業日が不定期となります。
詳しくは営業日ブログをご確認くださいませ。