今回インスタントフィルム展でコラボレーションする「on and on」についてご紹介します。
昨年、一昨年のポラロイド展の際にもコラボレーションし、メンテナンスや撮影会を一緒に行いました。

on and on shopは、カメラを通して文化をつくる「カルチャーショップ」を目指しています。
他にはない海外のビンテージアイテムや、職人が丹精こめてつくるカメラアイテムなど、暮らしを豊かにするこだわりの商品を提供しています。
積極的に新しいことにも挑戦し続け、新たなスタイルを提案し続けています。
購入してからも安心して使って頂けるよう故障などのトラブルやカスタムなどの声にも答えてくれます。





Collabolation Polapoid



on and on とアクリュがコラボレーションすることによって、オリジナルのポラロイドが生まれました。
全てこの1台のために組み合わせられたこの機会にしか手に入らない貴重なSLR680です。
そして今年は、専用の金具がついたストラップとセットで販売いたします。

4/27よりアクリュギャラリーにて販売開始いたします。

詳しくはブログにてご紹介しております。

※グリーンは完売致しました。





アクリュ× on and on トーク

LOFT 1Fにあるon and onさんのショップで取材を行いました。
クリエイティブディレクター水関さんに、ショップのお話し、インスタントカメラやインスタントフィルムのことなど、とても興味深いお話しを伺っております。
on and onの魅力、インスタントフィルムのおもしろさや魅力的なものが伝わるきっかけになれば嬉しいです。是非ご覧ください。


―まずは、on and on さんのお店が梅田ロフトにある理由を教えてください

今うちが押しているのは、インスタントフィルムではチェキとsx-70と、そのアクセサリー関係です。特にsx-70だと、中古品になりますよね。中古品になると買うときって、やっぱり心配じゃないですか。路面店のカメラ屋さんでも、本当に修理ってやっているんだろうかという保証が心配な方でも、ロフトという看板があることで、ちょっとだけ安心して始めれるんじゃないかと思うんです。


(ロフトで始めた理由は、)他の中古カメラ屋さんって、たくさんありますがそこにはカメラを知り尽くした方が多く訪れる場所な印象がありませんか。でも始めたい人って、そういう場所には行きにくい・・じゃあそういう人たちが行きやすい場所ってどこだろう。と社長が考えた所がロフトだったんです。最初sx-70のイベントをやったんですが、すごい人が集まりました。まだポラロイド社の600フィルムが全盛期でその時からロフトでお店をやっています。

―確かにこういった開けた路面店だと入りやすいですね

そうですね、ロフトにあるってことで少し安心感もあるかなと思います。こういうのがあるんだったら、始めてみようかなという理由でもいいと思うんです。「やってみようかな。」という一歩が大事だから。女性って形から入るじゃないですか。(笑)

―わかります!わたしもsx-70を映画で見て、始めました!on and onさんの店頭に置いてあるものを見ても、フィルムパッケージの種類はいろいろとありますね

薬液は一緒ですが、フチの種類はたくさんありますよ。基本的に最初のロットを購入して、あまり継ぎ足さずにできるだけ最新のものを仕入れるようにしています。


―高感度と低感度だと、像の出方は違いますか

そうですね、色味が違います。やっぱり一番の違いは、シャッタースピード。パキッと写るか、やわらかく写るかが大きいかな。

―やわらかく写したいなら、どちらがオススメですか

やわらかく写したいなら、70フィルムを使って、sx-70でスローシャッター撮影とか、600フィルムを使うならNDフィルターを使ってもらうといいかと思います。
逆に室内で撮ると手ぶれしやすくなるので、そのときは高感度の600フィルムで、シャッタースピード切り替えのポラロイドで撮った方がどちらも綺麗に撮れますよ。

―ポラロイドを長く使っていくと、故障とかが気になると思うのですが、メンテナンスはどのくらいしますか

修理のお見積もりは、無料です。分解なしの清掃、中身の調整、油差し等は¥5000ぐらい。分解が必要な場合は、少し高くなりますが¥10000までぐらいになります。修理でパーツを移植する場合は¥10000越えますが、この場合は別の機械を1台つぶしてパーツを移植するので、その実費がかかってくるためにどうしても高くなってしまいますが、¥20000を越えることはありません。たいていは動く状態であれば、直りますよ。


動かなくなったものや挙動がおかしいものがあれば、すぐに見せてもらえれば直るものもあったりします。あまりにも放置しちゃうと、使わなければ使わないほど故障してしまう可能性はありますね。たまにシャッターを切ってあげるだけでも大丈夫ですよ。

―最近ロモのインスタントが発売されましたが、フィルムはチェキを使っているんですよね。写りってチェキと違いますか。

そうですね、レンズが違うので写り方も違いますね。これはロモのレンズなので、ロモの特徴である、周辺が暗く写ります。でも少し癖がありますね・・


―on and on さんがインスタントカメラに力を入れている理由はなにかありますか

ポラロイドが生産を止めてしまったじゃないですか。それでもカメラをやり続けたかったんですが、うちはプリントをやっていないんです。
カメラというのをライトユーザーにも使ってもらいたいと思ったときに、じゃあ取っつきやすいものは何だろう。と思って、最初はトイデジ、トイカメラを取り扱っていました。


その頃、富士フイルムのチェキが低迷していた頃で、富士フィルムの方から、どうやってチェキを打ち出したらいいだろうかと相談があったんですね。お店がロフトという環境もあって、うちの社長がもっとみんなで撮影に持っていくような打ち出しにしませんか。という提案から、お店にチェキを置くようになりました。そこから品薄になるくらい、人気が出るようになって!
チェキとかそういったカメラって、その場で完結する分かりやすいカメラですよね。スマホ世代の人たちにも、「もっとカメラに興味を持ってもらえるようなもの」というところで、「おしゃれにカメラを楽しみませんか」という提案をお店ではしていこうかなと思っています。

―チェキとポラロイドで特にこれがオススメ!というものを教えてください

ポラロイドは、600フィルムと70フィルムを一緒に使える改造を行っています。これの利点としては、70フィルムには感度70の良さをしっかりと楽しみながら、600フィルムに切り替えすることで、手ぶれを補正できたり、シャッタースピードが早くなるので室内でも楽しむことが出来ます。お持ちのカメラをカスタムしませんかとオススメしていますね。


―そのカスタムってどのくらいしますか

通常¥18000ですが、今は¥15000で行っています。また切り替え改造と同時に、カスタムもできますよ。これはアメリカから仕入れたもので、今までのsx-70にはない感じの雰囲気を出しつつ、自分らしく楽しんでもらいたいなという想いがあります。
今あるものをより楽しんでもらえるように、カスタムも行っていますし、修理も無料でお見積もりします。

―チェキのオススメも教えてください

チェキのおすすめは、チェキ2枚分の大きな画角のチェキワイドですね。
チェキはライトユーザーや日常を楽しんでもらうところで展開していたんですが、チェキワイドは、ぜひ写真家さんに使ってほしいですね!


チェキで作品となると少し小さくなりますが、チェキワイドはL版とほとんど同じなので作品としても十分な大きさだと思います。見た感じと撮れている感じのズレが今まではあったんですが、改良されて随分とズレが解消されていますよ。
作家活動されている方に使ってほしいカメラです!

―ワークショップもされているそうですね

sx-70は暖かくなったらという条件ですが、人数も6人ほどで行っています。1年のうち、チェキは2回、ポラロイドも2回ですね。ポラロイドでもチェキでも、やっぱりみんなで撮るのは楽しい!
ポラロイドのワークショップには、実際に持っている人でインポッシブル社のフィルムが上手く使いこなせないことがきっかけで参加されている方もいます。このフィルムはコツがいるので、参加することで「こんな感じですればいいんだ」とか実際にやってみるとわかることも多いようですね。
sx-70がどういうものかというワークショップだけではなくて、新しいフィルムが上手く撮れないという方に向けてのワークショップでもありますので、ぜひ参加してみてくださいね。